寒さ対策 光熱費削減 内窓(二重窓)

霧島市で冬に室温が低いのはなぜ?測って切り分ける4手順

霧島市で冬に室温が低いのはなぜ?

暖房を入れているのに、部屋がなかなか暖まらない。リビングから廊下へ出た瞬間に、空気が変わる。霧島市のように朝晩の冷え込みがはっきりある地域では、この「室温が上がらない」というご相談を毎年いただきます。

感覚だけで話していると、どこから手をつけるかが決まりません。まず室温を数字にして、家の中のどこに差があるのかを見えるようにする。その手順と、数字が出たあとの考え方を整理します。

作成者 米満 大晃(米満建設株式会社 代表取締役/屋号「まどまも本舗」) 会社情報

作成日 2026年8月28日 最終更新日 2026年8月28日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

霧島市の冬に室温が上がりにくいのは、なぜですか?

暖房で作った熱が、作られる速さより早く外へ逃げているためです。窓や玄関ドアといった開口部は、壁や床に比べて熱を通しやすい部分です。ここから熱が出続けている限り、室温は途中で頭打ちになります。

温度計を用意し部屋ごとに測り記録して比較するまでの手順を4段階で示す図 図1 自宅の室温を把握する4つの手順 STEP 1 温度計を用意 同じ機種を 2〜3個そろえる STEP 2 置き場所を決める 床から1m前後 風の当たらない所 STEP 3 時間を決めて測る 朝と夜など 同じ時刻に STEP 4 部屋を比べる リビングと 寝室・廊下を比較 同じ機種・同じ高さ・同じ時刻で測ると、部屋どうしの差が比べられます。 出典:まどまも本舗 現地調査での確認方法(2026年8月21日確認)

「暖まらない」と「保てない」は別の話

同じ悩みに見えて、中身が違うことがあります。スイッチを入れてから設定温度に届くまでが長いのは、暖める速さの問題です。一方、暖房を切ったとたんに下がるのは、熱を保てていない状態です。前者はエアコンの能力や部屋の広さも関係しますが、後者は住まいの断熱と気密が関わります。測ってみると、自分の家がどちらなのかが分かります。

体感と数字がずれる理由

室温計が同じ数字を指していても、寒く感じる部屋と感じない部屋があります。冷えた窓ガラスや壁の面が近くにあると、体の熱がその面に向かって逃げるためです。まどまも本舗が現地調査で窓の寸法だけでなく壁の厚みや隙間風の通り道まで確認するのは、この「数字に出にくい寒さ」の出どころを特定するためです。

出典:まどまも本舗 相談から完工までの流れ(現地調査で確認する項目・2026年8月21日確認)

部屋ごとの差は、どのくらいから気にするべきですか?

何度差なら問題、という一律の基準を当社は持っていません。判断の目安になるのは数字そのものより、その差のせいで使わなくなっている部屋があるかどうかです。

室温の差を許容できる場合と対策を検討したほうがよい場合を対比して示す図 図2 数字の見方の分かれ目 様子を見てよい場合 対策を考えたい場合 暖房中の部屋は目標に届く 暖房を切っても急には下がらない 寒い部屋も普通に使えている 結露は出ていない 暖房中でも目標に届かない 切ると短時間で下がる 寒くて使わない部屋がある 窓や壁に結露が出る 右側に当てはまる項目が多いほど、住まい側の対策を検討する意味があります。 出典:まどまも本舗 ご相談内容の傾向(2026年8月21日確認)

冬のあいだ、家が狭くなっていないか

寒い部屋があると、生活はその部屋を避ける方向に動きます。寝室で過ごさない、和室を使わない、廊下は早足で通る。これは我慢しているというより、冬のあいだだけ住まいの使える面積が縮んでいる状態です。数字で差が出ている部屋と、実際に使わなくなっている部屋が一致していれば、そこが最初に手を入れる場所になります。

室温についてのセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください(6項目)

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個住まい全体としては保てている状態です。窓の仕様だけ確認しておくと将来の判断が早くなります。
2〜3個特定の部屋で熱が逃げている可能性があります。その部屋の窓から検討すると範囲を絞れます。
4個以上住まい全体で熱が逃げている可能性があります。窓に加えて床下や天井裏を含む現地調査をおすすめします。

出典:チェック項目は、まどまも本舗にお寄せいただくご相談内容と現地調査で確認している項目をもとに作成しています(2026年8月21日確認)。

数字が出たあと、どこから手をつけますか?

差が大きく、かつ生活で使いたい部屋から始めるのが基本です。内窓の設置なら今ある窓の内側に取り付けるため壁を壊す必要がなく、1窓あたり最短30分、大きく複雑な窓でも1時間程度で完了します。

進め方 向いている状況 工事の目安
内窓(二重窓)設置寒い部屋がはっきりしている1窓 最短30分〜1時間
カバー工法・窓交換サッシが古く開閉も重い数時間〜1日
玄関ドア交換玄関から廊下へ冷気が流れる1日
一部屋断熱窓だけでは足りないと分かっている最短1日〜3日

もし測った差が寝室だけに出ているなら、寝室の窓から。もし家じゅうで同じように低いなら、床下と天井裏を含めた調査から。数字があると、この切り分けが早くなります。

出典:工事時間はまどまも本舗の各サービスページの記載(2026年8月21日確認)。窓の大きさ・数・部屋の状況により変わります。

工事の費用を抑える制度はありますか?

窓の断熱改修には国の補助制度が使えます。2026年度は「先進的窓リノベ2026事業」が実施されており、住宅1戸あたり100万円を上限に、製品の性能と大きさに応じた定額が補助されます。

項目 内容 確認先
制度名断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたりの合計補助額5万円以上同上
交付申請の受付期間申請受付開始〜遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合はその時点まで)公式サイト(申請手続きの詳細)
交付申請の時期工事の完了・引渡し後同上
交付申請の予約任意。行う場合の時期は「対象製品(製品型番)が決定し、契約工事全体のうち最初の工事に着手した以降」。予約の受付は遅くとも2026年11月16日まで同上
申請方法事務局に登録された事業者を通じて申請(工事発注者は自ら申請できない)同上
対象外になる工事先進的窓リノベ事業(令和4年度補正予算第2号)・2024事業・2025事業で補助を受けた開口部公式サイト(事業概要)

公式サイトには、予算に対する補助金申請額の割合が毎日更新で掲載されています。2026年8月24日0時時点で19%でした(事業全体の予算は1,125億円)。予算上限に達し次第、交付申請の受付は終了します。検討中の方は、着工前に最新の消化率をご確認ください。

内窓に絞ると、いくらの補助になりますか?

内窓設置の補助額は、窓の性能区分とサイズごとに定額で決められています。戸建住宅の場合、大きいサイズ(2.8㎡以上4.0㎡未満)で、性能区分P(SS)なら89,000円、Sなら52,000円です。

内窓設置の補助額が窓の性能区分により89,000円と52,000円に分かれることを示す図 図 内窓1製品あたりの補助額(戸建住宅・大サイズの場合) P(SS)/Uw 1.1以下 89,000円 S/Uw 1.5以下 52,000円 サイズは大(2.8㎡以上4.0㎡未満)の場合。窓が大きいほど、また性能が高いほど補助額は上がります。 低層・中高層集合住宅は別の金額が定められています。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト 対象工事の詳細【内窓設置】(2026年8月25日確認)
窓の性能区分(Uw) サイズと補助額(戸建住宅・1製品あたり)
P(SS)/1.1以下特大 140,000円/大 89,000円中 58,000円/小 36,000円
S/1.5以下特大 76,000円/大 52,000円中 34,000円/小 22,000円

金額は1製品あたりの定額で、窓の性能区分とサイズ、建物の種類で決まります。性能区分は製品ごとにメーカーが発行する性能証明書に記載されているため、カタログの見た目では判断できません。また2026年度の内窓設置はP(SS)とSの2区分で、それ以外の性能の製品はこの事業の対象になりません。

金額は公式サイトの「対象工事の詳細【内窓設置】」に掲載されているものです(2026年8月21日確認)。窓が何か所あるかで合計は変わりますので、実際にいくらになるかは現地で窓を数えたうえでお見積りにてお示しします。

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年8月25日時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。なお、交付申請は工事の完了・引渡し後に行う手続きで、交付申請の予約は任意です(行う場合も、契約工事全体のうち最初の工事に着手した以降の手続きになります)。

霧島市の冬の室温について、よくいただくご質問は?

室温を測ると、何がわかるのですか?
体感ではなく数字で部屋ごとの差を比べられます。どの部屋が何度低いかが分かると、工事の範囲を決めるときの判断材料になります。

温度計はどこに置けばよいですか?
人が過ごす高さに置くのが基本です。床から1メートル前後、直射日光と暖房の風が直接当たらない場所を選んでください。

リビングは暖かいのに廊下が寒いのは普通ですか?
暖房している部屋としていない部屋で差が出るのは自然なことです。判断したいのは差があること自体ではなく、その差が生活に支障を出しているかどうかです。

霧島市でも断熱工事の相談はありますか?
あります。まどまも本舗は曽於市財部町を拠点に、霧島市・都城市を含む地域に対応しています。

測った結果は、相談のときに持っていくべきですか?
お持ちいただけると助かります。部屋ごとの数字があると、現地調査で確認する場所を絞り込みやすくなります。

この冬、最初にやっておくとよいことは何ですか?

温度計を2つ用意して、リビングと、いちばん寒いと感じる部屋に置いてください。朝と夜、同じ時刻に数字を控えるだけで十分です。1週間分あれば、住まいのどこに差があるのかが見えてきます。

測った数字を持って、そのまま相談できます

部屋ごとの温度差が分かっていると、現地調査で確認する場所を絞り込めます。優先順位を整理したお見積りをお出ししますので、ご相談の段階でお決めいただく必要はありません。

無料お見積り・お問い合わせ

お電話は 0986-72-1500(9:00-17:00)、LINEからのお見積りも受け付けています。

この記事に関連するページ

今すぐチェックしたい!お役立ち情報