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窓の「気密」と「断熱」は同じ?指している範囲の違いを解説

窓の「気密」と「断熱」は同じ?指している範囲の違いを解説

断熱リフォームを調べていると、「断熱」と並んで「気密」という言葉によく出会います。似た言葉のようですが、指している内容は違います。検索していると、この2つが混ざったまま説明されている情報も少なくありません。

都城・曽於・霧島で断熱リフォームのご相談を受けてきた総合建設の立場から、「断熱」と「気密」がそれぞれ何を指す言葉なのか、そしてまどまも本舗がどちらの工事に対応しているのかを整理します。

作成者 米満 大晃(米満建設株式会社 代表取締役/屋号「まどまも本舗」) 会社情報

作成日 2026年10月9日 最終更新日 2026年10月9日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

「断熱」と「気密」は、同じことを指す言葉ですか?

いいえ、指している内容が違います。断熱は「熱の伝わりやすさ」に関する話で、気密は「隙間の少なさ」に関する話です。まず、それぞれの言葉が指す範囲を整理します。

断熱が熱の伝わりやすさ、気密が隙間の少なさを指す、という言葉の違いを対比する図 図1 「断熱」と「気密」、それぞれが指すもの 断熱 気密 熱の伝わりやすさに関わる 窓・壁・床・天井の性能 まどまも本舗の内窓・一部屋断熱・ まるごと断熱がここに関わる 隙間の少なさに関わる 建物のつくり方全体の話 まどまも本舗のサイトに 測定・保証の案内はない 断熱は性能の話、気密は隙間の話で、指す範囲が違います。 出典:まどまも本舗 サイト掲載内容(2026年9月10日確認)

内窓(二重窓)は、断熱の工事です

内窓は、今ある窓の外側をそのまま残し、内側にもう一つ窓を取り付ける断熱方法です。窓という熱の伝わりやすい部分を対象にした工事であり、住宅全体の隙間を測定・改善する気密工事とは、対象にしている範囲が異なります。

出典:まどまも本舗 内窓(二重窓)設置(2026年8月21日確認)

まどまも本舗が対応する5つのサービスは、いずれも断熱の工事

まどまも本舗が対応しているのは、内窓(二重窓)設置、カバー工法・窓交換、玄関ドア交換、一部屋断熱、まるごと断熱の5つです。いずれも窓・壁・床・天井・開口部といった「熱の伝わりやすい部分」を対象にした断熱の工事であり、住宅全体の気密性能を数値で測定・保証するサービスとして案内しているものではありません。どのサービスも、窓口はまどまも本舗の1つにまとまっています。

出典:まどまも本舗 各サービスページ(2026年8月21日確認)

では、なぜこの2つの言葉が一緒に語られるのですか?

断熱と気密は、どちらも住まいの寒さ・暑さに関わる話のため、あわせて語られることが多い言葉です。ただし、対策としてできることは別々に考える必要があります。

言葉 関わる範囲 まどまも本舗のサービスとの関係
断熱熱の伝わりやすさ(窓・壁・床・天井)内窓・カバー工法・一部屋断熱・まるごと断熱が対応
気密建物の隙間の少なさ(建物全体のつくり)サイトに測定・保証の案内なし

断熱と気密を混同すると、何が起きやすいか

よくある混同は、「断熱工事をすれば、隙間風も自然と止まる」という考え方です。断熱材は熱の伝わりを抑えるためのもので、窓や壁の隙間そのものをふさぐ工事とは目的が異なります。たとえば内窓を設置すると、既存の窓の内側に新しい窓とサッシが加わるため、結果として隙間風を抑える効果も期待できますが、これは断熱工事のいわば副次的な効果であり、住宅全体の気密性能を測定・改善する専門の気密工事とは、扱う範囲も方法も別のものです。

総合建設だから見える、断熱工事の広がり方

総合建設として新築や大規模改修を手がけてきた経験から申し上げると、断熱材を入れるだけでは本来の性能が出ないことがあります。家全体の強度や通気とのバランスを見ながら、断熱材を支える下地から造り直すこともあります。断熱改修にともなう電気配線や水道管への影響も考慮し、床下・天井裏の「熱の逃げ道」を特定して気流止めの下地処理を行うこともあります。

出典:まどまも本舗 創業75年、総合建設で培った「技術力」(2026年8月21日確認)

カバー工法も、気密の工事とは違いますか?

カバー工法は、既存の窓枠を残したまま、その上から新しい枠を被せて窓を交換する工法です。サッシが新しくなることで建て付けが良くなり、結果として隙間風を感じにくくなることはありますが、これも断熱・防音を目的にした窓交換の工事であり、気密性能を測定する工事ではありません。

壁を壊さずに行える点も、内窓と同様の特徴です。

内窓・カバー工法・玄関ドア交換・一部屋断熱・まるごと断熱が、いずれも断熱を目的にした工事であることを示す図 図2 5つのサービスが対象にしている範囲 内窓(二重窓)設置 窓(1か所) カバー工法・窓交換 窓(1か所) 玄関ドア交換 玄関ドア(1か所) 一部屋断熱 特定の部屋 まるごと断熱 家全体(壁・床・天井・開口部) いずれも断熱を目的にした工事で、気密性能の測定を行うものではありません。 対象範囲は工事内容により変わります。 出典:まどまも本舗 各サービスページの記載(2026年9月10日確認)

出典:まどまも本舗 カバー工法・窓交換(2026年8月21日確認)

隙間風が気になる場合、何を確認すればいいですか?

断熱と気密のどちらが原因か自分で判断するのは難しいものです。まずは当てはまる項目を数えて、現地調査で確認すべき優先度の目安にしてください。

隙間風・気密が気になる方のセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください(6項目)

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個大きな不安はなさそうです。窓の断熱性能から確認しておくと安心です。
2〜3個断熱と気密の関係で気になる点がいくつかありそうです。現地調査で窓や建具の状態を確認してみましょう。
4個以上断熱と気密の両方が気になる状態と考えられます。現地調査で窓まわりを詳しく確認することをおすすめします。

出典:チェック項目は、まどまも本舗にお寄せいただくご相談内容をもとに作成しています(2026年9月10日確認)。

まどまも本舗の現地調査では、窓の寸法だけでなく、壁の厚みや隙間風の通り道、下地の劣化状況まで細かく確認しています。気密の測定そのものは行いませんが、隙間風の通り道を確認することはできます。

出典:まどまも本舗 ご相談から施工までの流れ(2026年8月21日確認)

相談すると、どんな順番で進みますか?

お問い合わせのあと、現地調査、プラン作成、お見積りという順に進みます。断熱と気密のどちらが気になるかも、この段階でまとめて伺います。気密の数値測定が必要な場合は、その旨も含めてご相談ください。

お問い合わせから現地調査、プランと見積り、工事、完了報告までの流れを4段階で示す図 図3 ご相談から完工までの進み方 STEP 1 ご相談 気になる点 を伺います STEP 2 現地調査 窓・隙間風の 状態を確認 STEP 3 プランと見積り 断熱工事の 範囲をご提案 STEP 4 工事・完了報告 自社検査と 立ち会い検査 窓口が一つなので、断熱に関するご相談はまとめて進められます。 出典:まどまも本舗 相談から完工までの流れ(2026年9月10日確認)

その場で決めなくてよい

現地調査や見積もりをお願いしたからといって、必ず契約しなければならないわけではありません。まどまも本舗では、しつこい電話営業や強引な訪問を行わない方針を掲げています。断熱と気密のどちらについても、判断の材料が揃っていない段階で決めていただく必要はありません。

出典:まどまも本舗 見積もり・現地調査についてのご質問(2026年9月10日確認)

断熱と気密の違いについて、よくいただくご質問は?

断熱をすれば、気密も自動的に良くなりますか?
工事の内容によります。内窓の設置は、既存の窓の内側に新しい窓を足すため、結果として隙間風を抑える効果も期待できますが、気密そのものを測定・保証するものではありません。

うちの家の気密性がどれくらいか、調べてもらえますか?
まどまも本舗のサイトに、気密測定(気密測定試験など)に関する記載はありません。窓や壁の状態を現地調査で確認することはできますが、数値での気密測定を行っているという案内ではないため、ご了承ください。気密性能の数値を専門的に測定したい場合は、その分野を専門にしている事業者への相談も選択肢になります。

気密が良すぎると、換気が悪くなりませんか?
一般的に、気密性を上げる工事では換気計画とのバランスが話題になることがあります。まどまも本舗のサイトにこの点の具体的な案内はないため、気になる場合は現地調査でご質問ください。窓の断熱と換気の関係について、分かる範囲でご案内します。

断熱材を入れるだけで、隙間風は止まりますか?
止まるとは言えません。断熱材は熱の伝わりを抑えるものであり、隙間そのものをふさぐ工事とは別です。隙間風が気になる場合は、窓や建具まわりを含めて現地調査で確認する必要があります。窓であれば内窓やカバー工法、玄関であれば玄関ドア交換が、それぞれ隙間風の感じ方に関わってくることがあります。

相談したら、その場で契約を勧められませんか?
まどまも本舗は、しつこい電話営業や強引な訪問を最も嫌う方針としています。ご相談の段階でお決めいただく必要はありません。じっくりご検討ください。

相談前に、何を確かめておけばよいですか?

確かめておきたいのは、気になっているのが「寒さ・暑さ(断熱)」なのか、「隙間風(気密に近い話)」なのかという一点です。それだけでも相談の話が早く進みます。どちらか判断がつかない場合も、気になる場所を伝えていただければ現地調査で整理します。

断熱と気密、どちらが気になる方もまずは現地調査からご相談いただけます

現地調査で窓や建具の状態を確認し、断熱でできることと、専門的な気密測定が必要な場合の判断も含めて、優先順位を整理したお見積りをお出しします。ご相談の段階で工事をお決めいただく必要はありません。

無料お見積り・お問い合わせ

お電話は 0986-72-1500(9:00-17:00)、LINEからのお見積りも受け付けています。

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