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まるごと断熱の断熱材とは?種類とプロが選ぶ理由を解説します

まるごと断熱の断熱材とは?種類とプロが選ぶ理由を解説します

「まるごと断熱」を調べ始めると、真っ先に気になるのが「どの断熱材を使うのか」という点です。都城・曽於・霧島にお住まいの方からも、断熱材の種類についてのご質問をよくいただきます。

断熱材にはいくつかの種類があり、それぞれ性質や施工の仕方が異なります。総合建設として新築から断熱リフォームまで手がけてきた立場から、断熱材の種類と、なぜ「これが一番」と一律には決められないのかを整理します。

作成者 米満 大晃(米満建設株式会社 代表取締役/屋号「まどまも本舗」) 会社情報

作成日 2026年9月29日 最終更新日 2026年9月29日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

まるごと断熱で使う断熱材には、どんな種類がありますか?

「まるごと断熱」は、壁・床・天井とすべての開口部を断熱し、家全体を包む改修です。まどまも本舗のFAQには、この工事で使う断熱材について「高性能グラスウールや現場発泡ウレタンなど、最適な素材をプロの目で選定」すると案内されています。まずは、代表的な断熱材の系統を見てみます。

断熱材は大きく分けると、繊維を綿状に加工した「繊維系」と、現場で発泡させて隙間に密着させる「発泡プラスチック系」に分けられます。まどまも本舗のFAQで名前が挙がっている「高性能グラスウール」は繊維系、「現場発泡ウレタン」は発泡プラスチック系にあたります。

繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材の特徴を対比する図 図1 断熱材の主な系統と特徴 繊維系(グラスウールなど) 発泡プラスチック系(現場発泡ウレタンなど) ガラス繊維を綿状に加工 ボード状・シート状で施工 壁・天井・床下に敷き込む 日本の住宅で広く使われてきた 液体状の原料を現場で発泡させる 吹き付けてその場で硬化させる 柱や配管まわりの隙間にも密着しやすい 複雑な形状の部分に対応しやすい 系統が違えば、施工の仕方や向いている部位も変わります。 性能の数値は製品ごとに異なるため、本図では系統ごとの一般的な性質のみを示しています。 出典:まどまも本舗 サイト掲載内容(2026年9月10日確認)

繊維系断熱材(グラスウールなど)

グラスウールは、細いガラス繊維を綿状に加工した断熱材です。ボード状や巻いた状態のシートとして、壁の中や天井裏、床下に敷き込んで使います。日本の住宅で古くから使われてきた実績のある素材で、まどまも本舗のFAQでも「高性能グラスウール」という名前で紹介されています。

発泡プラスチック系断熱材(現場発泡ウレタンなど)

現場発泡ウレタンは、液体状の原料を現場でスプレーのように吹き付け、その場で発泡・硬化させて断熱層をつくる方法です。柱のまわりや配管が通る部分など、板状の断熱材では隙間ができやすい複雑な形の場所にも密着させやすいという性質があります。

どちらの系統にも、性能の表し方や施工にかかる時間、対応できる部位に違いがあります。カタログの見た目だけでは判断しにくい部分も多く、まどまも本舗のFAQが「プロの目で選定」と案内しているのは、こうした系統ごとの性質を踏まえたうえで、その家に合う組み合わせを見極める工程があるからです。

出典:まどまも本舗 まるごと断熱(2026年9月10日確認)

断熱材は、どうやって選ばれているのですか?

まどまも本舗のFAQには、断熱材の選び方について「予算や構造に応じて、最適な素材をプロの目で選定」すると案内されています。同じ「まるごと断熱」でも、家の構造や予算によって選ぶ素材の組み合わせが変わるということです。

総合建設だから見える、断熱材を支える「下地」

断熱材そのものの性質だけでなく、それを支える建物側の状態も、選び方に影響します。総合建設として新築や大規模改修を手がけてきた経験から申し上げると、断熱材を入れるだけでなく、家全体の強度や通気とのバランスを見ることが欠かせません。築年数や建て方による「家の癖」に合わせた収まりを考え、断熱材を支える下地から造り直すこともあります。断熱改修にともなって電気配線や水道管への影響が出ないかも合わせて確認します。床下や天井裏に「熱の逃げ道」が残っていないかを特定し、気流止めの下地処理を行うことも、性能を発揮させるうえで重要な工程です。

01断熱材を入れるだけでなく、家全体の強度・通気とのバランスを見る

02築年数や建て方による「家の癖」に合わせた収まりを考える

03断熱材を支える下地から造り直す

04断熱改修にともなう電気配線・水道管への影響も確認する

05床下・天井裏の「熱の逃げ道」を特定し、気流止めの下地処理を行う

すでに一部に断熱材が入っている住宅の場合も、現地調査でその状態を確認したうえで、既存の部分を活かせるか、入れ替えたほうがよいかを判断します。断熱材の種類を決める作業は、この確認と切り離せません。

断熱材選びでよく気にされることと、実際に確認しておきたいことを対比する図 図2 断熱材選びで見落とされがちな視点 よく気にされること 実際に確認しておきたいこと 断熱材の種類 断熱材の値段 どのメーカーの製品か 断熱材だけで判断したくなる 断熱材を支える下地の状態 家全体の強度・通気とのバランス 床下・天井裏の熱の逃げ道 電気配線・水道管への影響 右側は、総合建設として現場を見てきた立場で確認している視点です。 出典:まどまも本舗 サイト掲載内容(2026年9月10日確認)

出典:まどまも本舗 創業75年、総合建設で培った「技術力」(2026年9月10日確認)

断熱材が決まるまでは、どんな順番で進みますか?

お問い合わせのあと、現地調査、プラン作成と補助金の適合確認、お見積りという順に進みます。現地調査では、窓の寸法だけでなく、壁の厚みや隙間風の通り道、下地の劣化状況まで確認します。この過程で、断熱材の種類や組み合わせも合わせて検討します。

現地調査から性能診断、プラン作成・素材選定、施工までの流れを4段階で示す図 図3 断熱材が決まるまでの4ステップ STEP 1 現地調査 壁の厚み・下地の 状態を確認 STEP 2 性能診断 図面では分からない 歪みや隙間を診断 STEP 3 プラン作成・素材選定 予算と構造に応じて 断熱材を選ぶ STEP 4 ご提案・施工 お見積りのうえ 工事へ 断熱材の種類は、最初から決め打ちで提案するのではなく、この順番で絞り込みます。 出典:まどまも本舗 相談から完工までの流れ(2026年9月10日確認)

その場で決めなくてよい

現地調査や見積もりをお願いしたからといって、必ず契約しなければならないわけではありません。まどまも本舗では、しつこい電話営業や強引な訪問を最も嫌う行為として明記しています。断熱材の種類についても、ご予算に合わせて優先順位を整理したお見積りをお出しし、その場で決めていただく必要はありません。

断熱材選びのセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください(6項目)

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個すぐに大きな判断が必要な段階ではなさそうです。まずは断熱材の種類だけ知っておくと、将来の相談がスムーズになります。
2〜3個断熱材の種類や工事範囲について、整理しながら検討する段階といえます。現地調査で状況を確認すると具体的に進めやすくなります。
4個以上断熱材の種類だけでなく、下地の状態や家全体のバランスまで含めた判断が必要な可能性があります。現地調査での確認をおすすめします。

出典:チェック項目は、まどまも本舗にお寄せいただくご相談内容をもとに作成しています(2026年9月10日確認)。

まるごと断熱にかかる期間の目安はどれくらいですか?

まどまも本舗のFAQには、まるごと断熱の期間について「基本的には1〜2ヶ月程度の仮住まいをお勧めしますが、部分ごとに進めるプランもご提案可能」と案内されています。家全体を一度に断熱材で包む工事のため、一定の期間が必要になります。

仮住まいの期間をまとめて取るのが難しい場合は、範囲を絞った「一部屋断熱」から始める方法もあります。一部屋断熱は、リビングや寝室など、家族が長く過ごす場所だけを集中して断熱するプランです。どちらが合っているかは、生活の都合やご予算によって変わるため、現地調査のうえで両方の進め方をご説明しています。

出典:まどまも本舗 まるごと断熱(2026年9月10日確認)

まるごと断熱の断熱材について、よくいただくご質問は?

グラスウールと現場発泡ウレタン、どちらが良い断熱材なのですか?
素材そのものに優劣があるわけではなく、家の構造や工事のしやすさ、ご予算によって向いている組み合わせが変わります。まどまも本舗でも、現地調査の結果をふまえてプロの目で選定しています。

断熱材を入れさえすれば、家は暖かくなりますか?
断熱材だけを入れても、それを支える下地が傷んでいたり、隙間が残っていたりすると、本来の性能が発揮されないことがあります。総合建設として新築から手がけてきた立場では、断熱材を支える下地から見直すことも欠かせないと考えています。

一部屋だけのリフォームでも、断熱材の種類は選べますか?
はい。「まるごと断熱」でなくても、リビングや寝室など一部屋だけを断熱する「一部屋断熱」というプランもあります。範囲を絞った工事でも、その部屋の状況に合わせて断熱材を選びます。

断熱材の性能は、カタログの数字を見れば自分で判断できますか?
断熱材には複数の種類があり、性能の表し方や施工方法も異なります。壁の厚みや下地の状況、隙間の通り道まで現地調査で確認したうえで判断する部分が大きいため、カタログの数字だけで選ぶのは難しい場合があります。

相談したら、その場で断熱材の種類を決めないといけませんか?
いいえ。まどまも本舗では、現地調査や見積もりをお願いしても契約の必要はなく、しつこい電話営業や強引な訪問は行わない方針です。断熱材の種類についても、ご予算と合わせてじっくりご検討いただけます。

断熱材選びで、まず確かめておきたいことは?

確かめておきたいのは、今の壁や床下の状態と、断熱材にかけられるご予算の大まかなイメージの2点です。この2点が分かっていると、繊維系・発泡プラスチック系のどちらが向いているか、相談の話が早く進みます。

断熱材の種類で迷っていても、そのままご相談いただけます

現地調査で壁や下地の状態を確認し、ご予算に合わせて断熱材の組み合わせを整理したお見積りをお出しします。ご相談の段階で工事をお決めいただく必要はありません。

無料お見積り・お問い合わせ

お電話は 0986-72-1500(9:00-17:00)、LINEからのお見積りも受け付けています。

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