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内窓の「特大サイズ」補助はいくら?4.0㎡以上の新区分を解説

内窓の「特大サイズ」補助はいくら?4.0㎡以上の新区分を解説

リビングの掃き出し窓や、大きな掃き出し窓がある家では、「うちの窓は補助金の対象になるのか」「大きい窓ほど不利なのでは」という声を伺うことがあります。2026年度の先進的窓リノベ事業には、大きな窓のための「特大サイズ」という区分が新しく設けられました。

この記事では、特大サイズがどんな窓を指すのか、補助額はどれくらい変わるのか、自分の家の窓が当てはまるかをどう確かめればよいのかを整理します。

作成者 米満 大晃(米満建設株式会社 代表取締役/屋号「まどまも本舗」) 会社情報

作成日 2026年10月5日 最終更新日 2026年10月5日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

「特大サイズ」とは、どんな窓のことですか?

内窓1枚の面積が4.0㎡以上の場合、「特大」という区分になります。これは2026年度の先進的窓リノベ事業で新しく設けられた区分で、大きな掃き出し窓やリビングの大開口窓を持つ家庭も、金額の面で不利にならないようにする位置づけです。

大きな窓の補助金に関して一般的に思われていることと、2026年度の制度で実際にできることを対比する図 図1 大きな窓の補助金について、よく思われていることと実際 よく思われていること 2026年度の制度で実際にできること 大きな窓は補助の対象外だと思う 窓が大きいほど損をする気がする 特大の窓は工事が大掛かりになりそう 大きい窓ほど費用がかさむだけ 4.0㎡以上は「特大」として区分を新設 窓が大きいほど補助額も上がる仕組み 内窓は今ある窓枠の内側に取り付けるだけ 性能区分と面積の両方で金額が決まる 右側は、先進的窓リノベ2026事業の公式サイトに掲載されている内容です。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月10日確認)

4.0㎡は、どれくらいの窓ですか

4.0㎡は、たとえば幅2m×高さ2mの窓の面積にあたります(2m×2m=4.0㎡)。実際の窓は正方形とは限らないため、幅2.5m×高さ1.6mのような横長の掃き出し窓でも同じくらいの面積になります(2.5m×1.6m=4.0㎡)。幅・高さのどちらか一方だけが大きくても、掛け合わせた面積で区分が決まる点に注意が必要です。

窓の性能区分(Uw) サイズと補助額(戸建住宅・1製品あたり)
P(SS)/1.1以下特大 140,000円/大 89,000円中 58,000円/小 36,000円
S/1.5以下特大 76,000円/大 52,000円中 34,000円/小 22,000円

金額は1製品あたりの定額で、窓の性能区分とサイズ、建物の種類で決まります。性能区分は製品ごとにメーカーが発行する性能証明書に記載されているため、カタログの見た目では判断できません。また2026年度の内窓設置はP(SS)とSの2区分で、それ以外の性能の製品はこの事業の対象になりません。

特大サイズだと、補助額はどれくらい増えますか?

特大サイズは、内窓の面積区分(特大・大・中・小)の中で最も金額が高い区分です。性能区分がP(SS)の製品であれば、特大サイズ1枚あたり140,000円が補助されます。

内窓設置の補助額が面積区分(特大・大・中・小)によって変わることを示す図 図2 内窓1製品あたりの補助額(性能区分P(SS)・戸建住宅の場合) 特大(4.0㎡以上) 140,000円 大(2.8〜4.0㎡未満) 89,000円 中(1.6〜2.8㎡未満) 58,000円 小(0.2〜1.6㎡未満) 36,000円 面積が大きい区分ほど、補助額も上がる関係になっています。 性能区分Sの場合はどの面積区分も金額が下がりますが、大きいほど上がる関係は同じです。低層・中高層集合住宅は別の金額が定められています。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト 対象工事の詳細【内窓設置】(2026年9月10日確認)

差額で見ると

特大と大サイズの差は、性能区分P(SS)で51,000円(140,000円-89,000円)、性能区分Sで24,000円(76,000円-52,000円)です。特大と最も小さい区分(小)の差は、性能区分P(SS)で104,000円(140,000円-36,000円)になります。リビングの大開口窓のように面積が大きい窓ほど、区分による差額も大きく効いてきます。

出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト 対象工事の詳細【内窓設置】(2026年9月10日確認)

自分の家の窓が特大に入るかどうかは、どう判断しますか?

目視で「大きい」と感じても、面積を測らなければ区分は確定しません。まどまも本舗では、現地調査で窓の幅・高さを正確に採寸したうえで区分を判定し、性能区分とあわせて補助額をお見積りに反映します。

現地調査での採寸から面積の計算、区分の判定、補助額の確定までの流れを4段階で示す図 図3 窓の区分が決まるまでの流れ STEP 1 現地調査 窓の幅・高さ を正確に採寸 STEP 2 面積を計算 幅×高さで ㎡を算出 STEP 3 区分を判定 特大・大・中・小 のどれかに分類 STEP 4 補助額を確定 性能区分と あわせて計算 面積は窓ごとに決まるため、同じ部屋の中でも窓によって区分が変わることがあります。 性能区分(P(SS)・S)は製品の性能証明書で決まります。カタログの見た目では判断できません。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト 対象工事の詳細【内窓設置】(2026年9月10日確認)

総合建設だから見える、大きな窓ならではの注意点

総合建設として新築や大規模改修を手がけてきた経験から申し上げると、大きな窓は面積だけでなく、窓のまわりの壁や下地の状態も見ておく必要があります。まどまも本舗が現地調査で窓の寸法だけでなく、壁の厚みや隙間風の通り道、下地の劣化状況まで細かくチェックしているのは、図面だけでは分からない建物の歪みや隠れた隙間が、大きな開口部にはとくに潜みやすいためです。後から追加費用が発生しないよう、事前にここまで調べたうえでお見積りをお出ししています。

出典:まどまも本舗 ご相談から工事までの流れ(2026年8月21日確認)

特大サイズ判定セルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください(6項目)

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜2個今の時点で特大サイズに該当するかは判断できません。まずは窓のおおよその大きさを確認するところからです。
3〜4個特大サイズに該当する可能性があります。窓を正確に採寸すれば、補助額の見込みが立てられます。
5個以上特大サイズに該当する可能性が高い状態です。現地調査で採寸し、性能区分とあわせた補助額を確認することをおすすめします。

出典:チェック項目は、まどまも本舗にお寄せいただくご相談内容をもとに作成しています(2026年9月10日確認)。

申請の流れと、気をつけることは?

窓のサイズにかかわらず、申請は事務局に登録された事業者を通じて行う仕組みです。工事発注者が自ら申請することはできません。

項目 内容 確認先
制度名断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたりの合計補助額5万円以上同上
交付申請の受付期間申請受付開始〜遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合はその時点まで)公式サイト(申請手続きの詳細)
交付申請の時期工事の完了・引渡し後同上
交付申請の予約任意。行う場合の時期は「対象製品(製品型番)が決定し、契約工事全体のうち最初の工事に着手した以降」。予約の受付は遅くとも2026年11月16日まで同上
申請方法事務局に登録された事業者を通じて申請(工事発注者は自ら申請できない)同上
対象外になる工事先進的窓リノベ事業(令和4年度補正予算第2号)・2024事業・2025事業で補助を受けた開口部公式サイト(事業概要)

公式サイトには、予算に対する補助金申請額の割合が毎日更新で掲載されています。2026年9月9日0時時点で22%でした(事業全体の予算は1,125億円)。特大サイズは1枚あたりの金額が大きい分、予算の消化にも影響しやすい区分です。検討中の方は、着工前に最新の消化率をご確認ください。

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月4日時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。なお、交付申請は工事の完了・引渡し後に行う手続きで、交付申請の予約は任意です(行う場合も、契約工事全体のうち最初の工事に着手した以降の手続きになります)。

手続きは、工事を頼む会社が窓口になる

この制度は、登録された事業者が申請し、補助金を受け取り、それを工事発注者へ還元するという流れで動きます。まどまも本舗でも、申請手続きの代行から完了報告までを担当しています。ただし、対象になる製品や工事の要件は年度ごとに変わります。着工前に必ず最新の公募要領をご確認ください。

特大サイズの内窓について、よくいただくご質問は?

「特大サイズ」は、うちの窓のどれくらいの大きさから当てはまりますか?
内窓1枚の面積が4.0㎡以上になると「特大」の区分です。面積は幅と高さをかけて出す数字のため、正確なところは現地調査で採寸しないと分かりません。

リビングに掃き出し窓が2枚あるのですが、両方とも特大サイズになりますか?
必ずしもそうとは限りません。区分は窓1枚ごとの面積で決まるため、同じ部屋にある窓でも、大きさが違えば区分も別々になります。まとめて「大きい部屋の窓」として考えず、窓ごとに採寸して確認する必要があります。

特大サイズなら、必ず140,000円の補助が受けられますか?
いいえ。金額は面積の区分(特大・大・中・小)と、製品の性能区分(P(SS)・S)の組み合わせで決まります。特大サイズであっても、性能区分がSの製品を選べば76,000円になります。また補助金には交付の要件・審査があり、申請すれば必ず受け取れるものではありません。

特大と大サイズでは、補助額はどれくらい違いますか?
性能区分P(SS)では特大140,000円・大89,000円で、差は51,000円です。性能区分Sでは特大76,000円・大52,000円で、差は24,000円になります。どちらの性能区分でも、特大のほうが金額は上がります。

特大サイズの窓は、内窓を取り付けられないことはありますか?
窓の大きさだけで可否は判断できません。既存の窓枠の状態や壁の厚み、隙間風の通り道まで確認したうえで判断します。まどまも本舗では現地調査で窓の寸法だけでなく、壁の厚みや下地の劣化状況まで細かくチェックし、後から追加費用が発生しないよう事前調査を徹底しています。

相談する前に、何を確かめておけばよいですか?

確かめておきたいのは、大きいと感じる窓が家に何か所あるかという1点です。そのうえで、幅と高さのおおよその寸法が分かると、特大に該当するかどうかの見当がつきやすくなります。

大きな窓が特大に当てはまるかは、採寸すればその場で分かります

現地調査で窓の幅・高さを正確に採寸し、性能区分とあわせた補助額を含めたお見積りをお出しします。申請の手続きは当社が担当します。

無料お見積り・お問い合わせ

お電話は 0986-72-1500(9:00-17:00)、LINEからのお見積りも受け付けています。

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